眼瞼外反(あかんべ)

眼瞼外反、すなわち下眼瞼の外反は加齢に伴う組織の弛緩によってあかんべをしているような状態をいいます。

また第7脳神経麻痺、および外傷後・手術後の眼窩の変化により起こることもあります。

症状は、鼻涙管が眼球に接触しなくなり、涙の排出が不良になっての流涙がみられ、表層角膜炎を伴うドライアイの症状があります。




下まぶたのまつ毛ギリギリを切開し、皮下の筋肉を外側に引き上げ、外反の程度が強い場合は、皮下組織を外側の骨膜という硬い組織に固定していきます。

外傷・手術などが原因の瘢痕拘縮(引きつれ)による外反は、皮膚の欠損が原因のこともあるので、上まぶたの皮膚の一部を採皮し、植皮を行うこともあります。



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